審美歯科
審美歯科とは、虫歯治療で詰めた金属や前歯に詰めたプラスティックの色の黄ばみなど変色した詰め物の改善、歯のねじれや欠損歯、歯のすき間の治療、複数歯がからむ歯並びの修正、黒ずんだ歯ぐきの修正(ピーリング)など、審美目的で行う治療です。
当院では患者様のお悩みに添った審美歯科治療をご提供します。
審美歯科材料 各種
(1) メタルボンド(金属焼き付け鋳造冠)
(2) オールセラミッククラウン
(3) ハイブリットセラミック
(4) セラミックインレー
- (1) メタルボンド(金属焼き付け鋳造冠)
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メタルボンドは金属の表面にセラミックスを焼き付けた被せ物です。外から見える部分は、ほぼセラミックで覆われるため、見た目も良く変色もせず強度も強いので、審美修では幅広く使用されます。
- (2) オールセラミッククラウン
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オールセラミック冠は冠全体がセラミックできている被せ物です。微妙な色調も再現でき、光を透過させるため天然の歯と変わらぬ審美性を保ちます。土台の歯や被せ物の内面にも金属を使用しないため、金属アレルギーを引き起こすことがなく、歯茎が黒変することもなく、歯垢もつきにくいです。
- (3) ハイブリッドセラミック
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70%の無機ガラス(超微粒子フィラー)と30%の有機ガラス(高密度架橋活性材料)の細かい粒子からできていて、レジン素材(合成樹脂)とセラミックの中間の素材で作られた詰め物・被せ物です。審美性、強度、耐久性はオールセラミックに劣りますが、適度な軟性を持つため、咬み合う歯を傷めないというメリットがあります。
- (4) e-max(セラミックインレー)
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ニケイ酸リチウムガラスを主成分にしたセラミック素材です。曲げ強度が高いため、耐久性に優れた美しい詰め物・被せ物をつくることができ、また、金属アレルギーの心配もありません。主に奥歯の詰めものに利用されます。
ピーリング
黒ずんでしまった歯ぐきを元の健康的なピンク色に戻す治療を「ガムピーリング」といい、薬剤を歯ぐきに塗布する「ケミカルガムピーリング」という方法で治療します。処置後の痛みは歯ぐきが少しヒリヒリするくらいです。黒ずみの程度により個人差はありますが1~2週間ほどで元のキレイな歯ぐきに変わります。